更年期にあたる年齢になってくると身体の中は変化している。内臓・筋肉・骨・脳・神経いたるところが衰えてくる。こうした衰えにきちんと向き合っていかなくてはならない。更年期での向き合い方を考えていきたい。
ホルモンバランスの乱れ
20代30代は体力・気力も有り余り、まだまだ無理が出来る年齢だ。40代に差し掛かると内臓を始め身体のいたるところで機能低下が起きてくる。
その中の一つにホルモンバランスの乱れがある。特に女性では、女性ホルモンが低下し様々な症状を引き起こす。ホットフラッシュ、火照り、倦怠感、疲労感など。
今まで感じなかった身体の変化を感じやすい。
代謝の乱れ
20代をピークに筋肉や内臓の機能が衰えてくる。代謝が落ちるということは、古くなった細胞が新しく生まれ変わってこないということになる。ダメージを受けて傷ついた細胞が生まれ変わり、正常な新しい細胞に変わっていく。この循環がなかったらどうなるのか。身体にはダメージが蓄積していき、疲れやすい、痛みを感じやすい、動きにくいなど感じることが増えていく。
筋の変化
代謝が乱れるほかに、腱の柔軟性が低くなることがある。何もしていないのに鈍痛感を感じることや、手首、肘、肩の関節付近で痛みを感じやすい。これは更年期だけではなく、出産した女性でも起こりやすい。出産して一時的に女性ホルモンの乱れから、腱鞘炎になってしまうケースはたくさんある。
自律神経の乱れ
普段の生活で身体を休めたり、集中して仕事をこなしたり、自律神経の役目はオン・オフの切り替えを行うことである。休めるときに、筋肉、関節、内臓、神経などの回復がスムーズにいかなければ、身体はフル回転で動き続けることになる。
抱えている負担が限界を越した際に痛みとして身体に出てきます。痛みとして出てくる前の段階から、自律神経のオン・オフの切り替えをうまくできるようにしてあげたい。
「更年期になって感じる肩の痛み」へのコメント
コメントはありません