ヘルニアになりやすい人の特徴

20代前半から40代半ばになりやすいヘルニア。年齢の幅も広く、誰もが患ってしまう可能性があります。どんな人がなりやすいのか考えていきましょう。

運動不足や姿勢の悪さ

腰椎ヘルニアは、長時間同じ姿勢のままだったり、身体をあまり動かさなかったりすることで発生することがあります。背骨の間にあるクッションが潰されるように負担が継続的にかかってしまいます。また、背骨のカーブが正常でない場合、特に背中から腰にかけて丸みを帯びている姿勢の時に負担が偏ってしまい、ヘルニアが生じる可能性があります。

腰への負荷が大きい職業やスポーツ

腰椎ヘルニアになりやすい職業には、例えば、重い物を持ち運ぶ作業や長時間座る仕事などが挙げられます。腰を丸めて力を入れた際に椎間板(クッション)に負担が急激にかかりヘルニアが発生します。

他にも長時間の座り仕事により、痛めてしまうようにデスクワーカーなどが挙げられます。

遺伝的な要素

腰椎ヘルニアは、遺伝的な要素によってなってしまう場合があります。身体の構造上の作りが弱い、強いがあるからです。父親、母親で腰を痛めている人がいる場合は注意しましょう。

加齢に伴う変化

加齢に伴って腰椎の椎間板が退行性変化(元に戻ることはない変化)を起こすことによって必然的になります。年齢だからと諦めず、実年齢以上に体力をつける努力をしていきましょう。

肥満

肥満は、腰椎ヘルニアのリスクを高める要因の1つです。肥満が原因で誘発され、これが腰椎ヘルニアの発症原因になる可能性が高まります。

女性

女性は男性に比べて腰椎ヘルニアになりやすい傾向があります。 これは、女性が男性よりも骨盤が広く、腰椎に負担がかかるためと言われてます。

プラスして、筋肉が少ないと背骨を支えきれないことが考えられますので、細身の筋肉が少ない人ほど運動をして予防をしましょう。