身体に痛みを感じる場合、原因がその部分ではなく、離れたところからくる痛みだったりします。もし、あなたの肩の痛みの原因が、他の臓器からきているかもしれないことを考えていきたいと思います。

内臓の影響が離れたところにでる

よく言われるのが、「左肩の痛みは、心臓の知らせ」と呼ばれることがあります。なぜ、心臓が原因で左肩に痛みを感じるのでしょうか。

身体には左右対称になるように作られていますが、内臓は一つずつ存在し右側左側と別れて位置しているものがあります。

その一つに身体の左側には心臓が位置しています。

例えば、左肩が痛くて整形外科に行きます。レントゲンを撮っても「異常はありませんね。年齢の影響があるかもしれないですね。湿布で様子をみてください。」と言われてしまうこともあります。

自立神経と心臓

心臓をコントロールしているのは自律神経です。自律神経は身体のバランサーとして働いており、常に身体を一定にしようとしています。

たとえば精神的に過度なストレスを長い期間、受けていたとします。身体は緊張状態となり、リラックスをすることが出来なくなります。だんだん自律神経がうまく働かなくなるようになり、やがて心臓をコントロールさせるのに、少しの乱れが出てきます。

この乱れがバクバク動悸を起こしたり、心電図で不整脈が発見されるといったものを引き起こしていきます。

首から心臓へとつながりは肩に痛みとして表れていきます。