60歳以上になった際に肩が上がらなくなる時に気をつけなければならないことを今回は書いていきます。

60歳以上になっても五十肩はあるのか

40~50代で肩が上がらなくなるなど、トラブルが多いことで言われるのが四十肩・五十肩です。では60歳を超えたらどうなるのか。これは五十肩ではなく、筋肉の断裂を起こしてしまう確率が高いです。

身体の中は20歳をピークにみずみずしい状態になってます。しかし、年齢と共に水分が減っていきビーフジャーキーのように近づいていきます。60代になってくると柔軟性のある筋肉から、線維質のような筋肉に変わってしまいます。

このビーフジャーキーのように線維化してしまった筋肉は断裂しやすく、繰り返し負荷を掛け続けるとブチっと切れてしまいます。

断裂している特徴

筋肉が断裂している場合、五十肩とは少し違った特徴があります。

  • 60歳以上
  • 上げた腕を降ろすときに痛い
  • 自力では上がらないが、支えてもらうと上がる

これらに当てはまるようでしたら断裂の確立が高くなります。五十肩の場合は、上げる途中に強い痛みを感じ、手伝ってもらって上げようとしても腕は上がりません。似ているようで少しづつ症状の出方が変わります。

筋肉の断裂が疑われる時は?

筋肉の断裂が疑われるときは整形外科への受診をお願いしております。一度、切れたものをは繋ぎなおす必要があるためです。

しかし、自分では「まさか筋肉が切れているなんて」と考える方は少ないと思われます。肩の痛みを感じたらご自身で判断せずに、専門家に診てもらい判断を仰いで欲しいと思います。