五十肩になると痛みがひどい場合、寝てても痛みで目が覚めることが多くなります。日々の疲れで体は回復したがっているのに、十分な睡眠がとれないと体も回復できません。悪循環にならないように、しっかり寝れるコツを書いていきます。
どの体勢で寝るのがいい?
五十肩になって夜に寝るときに一番痛みを感じるのが”寝返り”です。寝返りをするたびに身体に力が入るのと、少し動くと炎症している部分に負担がかかり痛みで起きてしまいます。
一番痛みが出ない体勢は、痛みがある肩が上になるように横向きに寝ることです。
痛い方を下にしてしまうと体の重みで肩が圧迫され血液の流れが悪くなります。それに、巻き肩の人は肩の関節の位置がズレてしまっている影響で痛みがより強く感じることもあります。
湿布や痛み止めは?
湿布や痛み止めを使うことも有効だと思います。炎症が出ている場合は、安静にしていても痛みが強いです。湿布や痛み止めの中には炎症を抑えてくれる成分が含まれているものがあります。寝る30分くらい前に使っておくと、ベッドに入る頃には効いてきてスムーズに睡眠に入れます。
ただし、痛み止めや湿布はその場しのぎのものになります。痛みが出ている原因にもアプローチはしながら併用することをお勧めします。
寝るときに痛い原因は
五十肩の特徴の一つに”夜間痛”があります。日中よりも夜、寝るときにズキズキ痛みを感じてきます。これは、肩への血流が極端に悪くなっていることが考えられます。
昼間は体を動かすことが多いので全身に血液が回りやすくなっています。ところが夜になると体は休息モードに入っていくため全身の血流は減り、肩に行くはずの血流も減ることになります。
悪くなった血流を良くするだけで、寝るときの痛みは楽になります。特に夏の間はエアコン、扇風機と体を直接冷やしやすいです。五十肩になってしまっている人は注意してみてください。
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