五十肩になりやすい人、なりにくい人はどういう違いがあってなっているのでしょうか。その中でも、デスクワークをしている人に多い傾向があります。たくさんの人を見ていく中で共通していた事を書いていこうと思います。
運動不足による筋肉の弱化
肩にトラブルを抱えている人たちの中で、共通していた仕事がデスクワークです。毎日のように6~8時間、机に置かれたPCを使って仕事をしている人たちは肩が上がらなかったりトラブルを抱えている人は多かったです。
肩をたくさん使っているわけでもありません。ではなぜ、肩が上がらなくなってしまうのか。それは、肩を挙げる筋肉が弱ってしまうからだと思います。五十肩になっている人は肩を挙げる筋肉が弱化しています。それも短期間ではなく、長い時間をかけて弱くなっています。
気付かないうちに肩を動かす筋肉が退化し、気付いた頃には肩を動かすことが出来なくなってしまいます。
首こり、肩こりによる血流不足
長い時間同じ姿勢で作業をすることが多いので、首や肩が慢性的に凝っている人が多いです。凝りがある部分では、血流が悪くなり部分的に血行不良が起きています。
血行不良が長く続くと、栄養や酸素が十分に行き渡らずに痛みに変わっていきます。五十肩の場合は、筋肉や骨、関節への血行不良が起きるようになり痛みを強く感じるようになります。
首こり、肩こりによる神経圧迫
血流不足と同じように、首こりや肩こりが起こると肩や腕への神経が圧迫されることがあります。神経に圧迫が起こると、痛みや怠さ、痺れなど引き起こします。
このように、圧迫が起きている神経に関係のある部分が長期間に渡って障害され続けると、炎症が起こり今まで感じたことの無いような痛みへと変わっていきます。
デスクワーカーでは、五十肩になりえる要因が多く、悪化してしまうと痛みも強くなり長期に渡って治療が必要になってきます。事前のケア、早期発見を大事にしていって欲しいと思います。
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